●「まったく色気を感じない」
結婚をして子どもが産まれると、すべてが子ども優先に。自分の身だしなみにかけられる時間もお金も、ほとんどなくなってしまうもの。いつまでも若々しく、キレイでいられたら、苦労はしませんよね。結婚前よりも年齢を重ね、当時に比べれば、多少見た目が劣るのも仕方のないこと。しかし、自分のビール腹を棚に上げて、見た目の悪口を言ってくる夫も多いのだとか。
また、夫が休みの日に、子どもと遊んで貰っている時間。ママにとっては束の間の休息。たまにはゴロゴロしたって罰は当たりませんが、その姿を見た夫から、「豚みたい」と言われてしまった人もいるそうです。少し難しいかもしれませんが、こうしたことを言われても、気に病まないようにするのが得策。
しかし、急激に体型が変わったなど、自分でも思い当たる節があるのであれば、少しだけ努力してみてもいいかもしれません。少しの努力で、夫が昔のように優しく接してくれるかも?
●「毎日が日曜日でうらやましいよ」
家事と育児は24時間、年中無休。むしろ休みなんてないのに、家にいるというだけで、お休み感覚の夫からのひと言。他にも定番の「誰のおかげで飯が食えると思っているんだ」など、行き過ぎた暴言は完全にアウト! モラルハラスメントはDVの一種ですが、アザや傷跡などの証拠が残らないため、表面化しにくい問題です。毎日のように言われるようであれば、「夫は仕事で疲れているんだから我慢しよう」なんて思わずに、自分のつらいと感じる心を大事にしましょう。誰かに相談すれば、解決に向かうかもしれません。
大きく分けて、「家事・育児」「外見」「暴言」の3パターンに分類できる、夫の傷つく発言。まずは夫にはわかりづらい、ママのストレスを理解して貰うことが大切です。また、反対にあなたが発している言葉で、夫が苦しんでいることもあります。お互いが思いやりをもって、円満に暮らせたらいいですね。
(文・姉崎マリオ/考務店)
