焦りは禁物!子連れ避難の4つのポイント!

焦りは禁物!子連れ避難の4つのポイント!

5年前に起きた東日本大震災。さらに先日も、熊本を中心に甚大な被害がありました。ひとりで逃げるだけでも、想像以上に大変な災害の避難。子連れとなると、なおさらです。子どもを連れて避難する時の注意点やポイントをまとめます。
焦りは禁物!子連れ避難の4つのポイント!

●ベビーカーで避難しない!

人が押し寄せる中、ベビーカーごと階段を下りるのは、ほぼ不可能。また、ガレキや倒壊した建物が道をふさぎ、粉塵も舞っているなかをベビーカーで避難所まで行くというのは、かえって危険になってしまいます。
もしもベビーカーでおでかけしている時に、地震が起きたらどうすればいいか? ベビーカーで出かけるときでも、普段から抱っこひもをバッグに入れて、用意しておくと安心です。ベビーカーは高額なもの。少し気が引けるかもしれませんが、その場に置いていくのが◎。人の命には変えられません。たたんで、端に寄せるようにすると、経路の確保もしやすくなるので、なおいいです。

●子連れ避難は”抱っこ”が基本!

災害時の道路は、ガラスの破片やガレキが散らばっていたり、電柱が倒れていたりする道がほとんど。そこを小さな子どもが歩くのは危険ですし、人波に押されて、子どもとつないだ手が離れてしまう心配もあります。自分で歩ける子どもでも、小さいうちは抱っこして避難した方がよさそうです。
また、抱っこで避難する場合でも、子どもに靴をはかせておくことを忘れずに。地震の規模にもよりますが、もしもそのまま避難生活が始まってしまうと、自分に合ったサイズの靴がなかなか手に入りづらいのだとか。
おんぶで避難する際は、背後で何が起きるかわからないので、防災ヘルメットをかぶせるのも重要です。