長時間はNG?ゲームが子どもに与える影響とは

長時間はNG?ゲームが子どもに与える影響とは

昔は公園でサッカーや砂遊びなど、アクティブに過ごしたものですが、環境の変化からか、子どもの遊び方が変わってきています。小型のゲーム機やスマートフォンの普及により、せっかく公園に集まっても、遊具で遊ばずにゲームをする。昔からゲームは子どもに悪影響といわれていますが、果たして本当に悪影響だけなのでしょうか?
長時間はNG?ゲームが子どもに与える影響とは

●ゲームが子どもに与えるデメリット

ゲームが子どもに与える最も重大なデメリットは、依存する可能性があるということ。”ゲームをすれば”ではなく、”長時間”ゲームをすることが問題のようです。一日中ゲームばかりして依存するようになってしまうと、結果的に学力やコミュニケーション能力、視力の低下の原因に。
また、部屋から出てこなくなり、ひきこもりになってしまうこともあるので、気を付けたいところ。

●ゲームが子どもに与えるメリット

昔は、デメリットばかり取り上げられていたゲームですが、最近はメリットもあるといわれています。例えば、ゲームをプレイすることで、想像力の向上(※1)や視覚的空間認識力の発達(※2)といった研究結果もあるのだとか。
またゲーム中は、画面の状況に応じて正しい判断が求められ、課題をクリアするためには記憶力が必要になります。ゲームをクリアする達成感や臨機応変さ、計画して進めていこうとする力などが養われるという意見もあるようです。しかし、これらはすべて”常識の範囲内”でゲームをすることを前提としているので、もちろんやり過ぎには要注意!