
●交換条件をだすママ友
勧誘される側が、断れない状況に持ち込んでから話を切り出す勧誘ママ友が多いようです。「この前“子どもを預かってあげたから”“おすそわけしてあげたから”代わりに話を聞いてね」と、切り出す勧誘ママ友は、ネット上でも多く見られます。
マンション暮らしで、小学生の子どもを持つAさん。同じマンションに住むママ友たちとは仲が良く、花見、花火、ハロウィン、クリスマスと季節ごとのイベントも、親子参加で開催するほどだったそう。そのなかに、手相を見るのが得意なママ友Bがいました。みんな興味津々で、順番に見てもらっていたのだとか。すると、ママ友Bから「私、保険の仕事を始めたから、いま手相を見てあげた人は、練習として話聞いてね!」とひと言。よくよく考えると、手相を見ている最中も「婦人系の病気に気を付けてね!」など、保険の勧誘を匂わせる発言が。しかし、その行動が広まり、「マンションの人だったら入ってくれると思ったのかな」「気まずくなると思わないの?」と他のママ友たちの不信感が強まり、徐々に孤立し始めたそうです。
●不安にさせるのが勧誘ママ友の手口?
キッパリ断ると、ママ友付き合いに影響が…。という不安から、断り切れずに契約してしまうこともあります。
ここで注意すべきなのが、勧誘するママ友の話術。「これがないと気まずい思いをするかもしれないよ?」「他のママたちは持っているのに…」と、わざと不安になるような言葉をかけ、隙を作るのが手口。とくに「子どもがいじめられないかな?」と、子どもへの被害を連想させる言葉には要注意! 「ママの弱点は子どもである」という心理状態を利用し、契約…。という悪質なママ友がいることは、頭のどこかに入れておくといいですよ。
