南は今年2月、夫である俳優・渡辺謙(56)が渡米する前に人間ドックを強く勧め、彼の胃がんの早期発見のきっかけを作ったが、3月に自らも受診したところ乳がんが発覚。ステージは「1」で、見つかった腫瘍は約6mm程度。3月11日に乳房温存手術を行い、幸い今のところ転移は見られず、現在1日1回ホルモン剤を服用している。
「病気になる前も(健康には)すごく気をつけているほうでしたが、そういう自分もこういうこと(乳がんの発見)が起こるっていうもの(現実)をすごく突きつけられた」と神妙な面持ちで語った南。夫のために空けていた1カ月間のスケジュールを手術とリハビリにあてることができたのが不幸中の幸いだったという。
また、夫の存在について南は「寄り添ってくれる人がいるだけで少しずつ、薄皮一枚ずつ元気になっていった」「共に喜んでくれる人がいることが一番の救いだったかなと思う」とコメント。この夏には娘である女優の杏(30)の出産も控えており、健康であることを噛みしめながら話す姿が印象的だった。
(文/池野フナ子)

南果歩「絶望を味わった」乳がん手術を振り返る
女優の南果歩(52)が5月5日(木)放送の『ノンストップ!』にVTR出演。今年3月に受けた乳がんの手術を振り返り「(夫同様)私も絶望を味わった」と語った。