●子どもが病気の時の対応ができない
普段仕事漬けのパパにとって、子どもが病気の時は一大事。共働き家庭だったり、ママが長時間の外出中だったりした時、病院に連れて行くことになっても、子どもの身長、体重、病歴などを詳しく答えられるパパは少ないはず。日ごろから、夫婦間で子どもの情報を共有しておくといいかもしれませんね。
また、子どもを病院へ連れて行くために、休みを取らなければいけないときもあります。しかし、まだまだ職場の子育てへの理解が少ないのが実情。残念なことに、休み明けに、他の社員たちから白い目で見られたというケースもあるようです。
●『イクメン』嫌いのパパも多い?
イクメンであることが嫌いなのではなく、『イクメン』という言葉に、抵抗を持つパパは意外と多いのだとか。男はあまり育児をしないため、しているパパは素晴らしいと思われがち。しかし夫婦2人の子ども。それが当たり前と考え、育児に積極的なパパもいます。本当に育児をしているパパなら、ママがどれだけ大変なことをしているのかもわかっているので、自分からイクメンアピールするパパに、嫌悪感を抱くこともあるようです。
「ママに負担をかけまい」と、育児の悩みやストレスをひたすら我慢するパパは少なくないのだとか。育児に疲れているのは「自分だけ」と思い込んで、パパに八つ当たりすることもありますよね。しかし、パパはパパなりに悩んでいます。たまにはパパの悩みを聞いてあげるのも必要かも?
(文・姉崎マリオ/考務店)
