
●ケータイはいつから持たせる?
株式会社ICT総研が2015年1月に行った、「小学生のスマートフォン利用実態調査」(有効回答数:4000)を参考にみていきましょう。
□何年生からケータイを持たせているか
1)小学1年生から(25.9%)
2)小学3年生から(18.3%)
3)小学4年生から(17.9%)
4)小学2年生から(15.4%)
5)小学5年生から(10.8%)
6)小学6年生から(6.2%)
7)小学生になる前から(5.4%)
ちなみに、ケータイを利用していない子どもは67.2%ともっとも多く、従来型のケータイ(以下、ガラケー)の利用者が27.2%、スマートフォン(以下、スマホ)の利用者が5.6%。小学生のおよそ3人に1人が、ケータイを所持しているのだそう。
この結果をみると、小学3年生までに利用を開始した子どもの割合が65.1%。ケータイ利用開始の低年齢化が進んでいることがわかります。
●スマホを持たせる理由は?
おもに利用されるケータイには、従来型のガラケーと、スマホの2種類があります。どちらも連絡手段としては大差ありませんが、近年、普及が加速しているのはスマホでしょう。小学生にスマホを持たせる理由には、以下のようなものが挙げられます。
□スマホを持たせる理由
1)緊急時の連絡手段(75.2%)
2)防犯(30.2%)
3)子どもがスマホを欲しがるから(23.9%)
やはり震災や事故など、緊急事態に備えて持たせるパパ・ママは多いようです。ほかにも、「学習教材など、教育に活用できる」「IT機器に慣れさせることができる」などの、時代を意識した教育目的を理由に挙げる人も散見されました。
