●健全な恋愛をさせるために
一方で、恋愛することで、勉強や部活に取り組む意欲にもなるという意見があるのも事実。最初から反対することは、親子関係にも影響してしまうことがあります。ある程度、親が干渉しつつ、様子を見ることが大切。
対策としては、まず門限を設定すること。中学生は、何事にも多感な時期です。深夜まで遊んでいれば、周囲の大人たちの目が届きにくくなり、飲酒や喫煙、犯罪に巻き込まれる可能性も…。
また、子どもとの関係性を良好にすることもポイント。普段から親子のコミュニケ-ションが取れていれば、子どもは自分から恋愛の悩みも話してきてくれるはず。こちらから探りを入れなくても、情報を得ることができるかも?
中学生にもなれば、異性を意識し始めても当然の年頃。今でこそ親という立場になっていますが、自分の中学時代を振り返れば、きっと同じようにしていたはずです。反対ばかりせず、それぞれの家庭でルールを設け、子どもたちの恋愛を温かく見守ってあげるのもいいのかもしれませんね。
(文・姉崎マリオ/考務店)
