●一緒に寝るとメリットも
さて、アンケート結果では、やはり若い世代の夫婦ほど一緒に寝ることが分かりましたが、実は、一緒に寝ることで健康面でのメリットもあるといわれています。一緒に寝ると、恋愛ホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が増加を促進され。それに伴い、以下のような効果が期待できるそうです。
□オキシトシンによる効果
・脳の疲れを癒す
・気分が安定する
・パートナーに対する信頼感が増す
・心地よい幸福感をもたらしてくれる
・ストレスホルモン「コルチゾール」が低下
コルチゾールが増加すると心臓病、うつ病などの自己免疫疾患を引き起こす原因になることもあるそうです。また、寝る前に、会話によるコミュニケーションが自然にとれるところも◎。
子どもが生まれたことがきっかけで、別々に寝るようになったという意見も数多く散見されましたが、親と子ども、一緒に寝ることで夫婦の絆も強まり、子どもの反抗期を防げるという研究結果もあるようです。今夜は勇気を振り絞って、少し布団の距離を縮めてみませんか?
(文・姉崎マリオ/考務店)
