●事前対策で酔わせない!
最近では、3歳からでも飲める酔い止め薬があります。ただし、酔ってしまう前に飲まなければ意味がありません。遠足や長時間のドライブなど、不安があるときは、薬を飲ませてから出発するようにしてください。
他にも、チョコレートや飴、梅干し、炭酸水などにも効果が期待できるのだとか。それぞれの効果は、次の通り。
□乗り物酔いに効く食べ物とその効果
・チョコレート、飴…血糖値が上昇し、脳が覚醒
・梅干し…三半規管のバランスを整える(唾液の分泌が増加)、胸のむかつきを抑える(酸味)
・炭酸水…胃の調子、自律神経を整える
また、頭のなかと眼球が捉える情報のズレを軽減するため、おもちゃのハンドルなどで、運転手気分を味わえる遊びを取り入れるのも、楽しみながらできる対策です。
子どもにとっては、旅行やおでかけの道中でさえも、ちょっとした冒険のようなもの。せっかくの機会が、乗り物酔いで台無しになるなんて、もったいないですよね。事前に知識を蓄えておけば、そんな想いをする回数を減らせるかもしれませんよ?
(文・姉崎マリオ/考務店)
