パパが勘違いしがちな育児・家事

パパが勘違いしがちな育児・家事

最近はイクメンを主張する男性が増え、以前に比べ、育児に積極的なパパが多いと聞きます。しかし、よく耳にするのは「パパの育児はいいとこ取り」というママたちの意見。きっとパパにしてみれば、そんなつもりはないはず。それではなぜ、そのような意見が出てくるのでしょうか? いいとこ取りと言われてしまう、パパの育児や家事の問題点を見ていきましょう。
パパが勘違いしがちな育児・家事

●いいこと取りになってしまう理由

パパの育児や家事が、いいとこ取りになってしまう最大の原因は、育児や家事の全体像が見えていないことです。

たとえば、「赤ちゃんをお風呂に入れる」という行為。パパが考えるのはおそらく、「湯船に入れて、体を洗うこと」のみではないでしょうか? その前後の準備だったり、後始末は「赤ちゃんをお風呂に入れる」という作業のひとつであると、認識できていないパパは少なくありません。

●フロー表を作ろう

育児・家事で重要なのは一連の流れ。たとえば「ゴミ捨て」でパパが連想するのは、通勤途中のゴミステーションにゴミを置いてくるところまで。しかし、実際は家中のゴミ箱からゴミを集めるという準備作業と、新たなゴミ袋を用意しておくという後始末が必要です。この準備と後始末までを含めた作業フローを表にしておくことで、夫婦の作業に対する認識の溝を埋めることができるかもしれませんね。