子どもの化粧への関心と影響は?

子どもの化粧への関心と影響は?

●子どもの肌への影響は?

当然のことですが、大人に比べ、子どもの肌はキレイできめ細やかです。言い換えると、そもそもベースメイクの必要がないということ。キレイになろうと化粧しているはずなのに、反対に肌の状態を悪化させてしまうおそれがあります。

□子どもの化粧による肌トラブル
・乾燥肌になる
・ニキビができやすくなる
・将来のシミやソバカスの原因になる
・カラーコンタクトによる視力低下

ほとんど、大人の女性が悩んでいるものと同じなのではないでしょうか? 子どものメイクは、本来持っている肌のいい部分を破壊してしまうのです。また、カラーコンタクトが流行りだし、コンタクトレンズは視力が悪い人だけがつけるものではなくなっていますよね。しかし、必要以上に眼球に触れる機会が増えるカラーコンタクトは、衛生面でもあまりオススメしません。どうしてもと言うなら、清潔な手で、清潔なレンズを使うようにきちんと指導しなければいけません。

同性であるママの場合、娘の気持ちがわかってしまうというのは、嬉しくもありますが、親の立場としては歯がゆいというのが本音なのでは? 最近は、子どものお小遣いで買える安価な化粧品もたくさんあります。頭ごなしに禁止しても、隠れてやってしまう可能性は否定できません。それよりは、ママが一緒にやってあげたほうが安心かもしれませんね。
(文・明日陽樹/考務店)