夫婦の幸福度、キーワードは『クックパパ』?

夫婦の幸福度、キーワードは『クックパパ』?

共働き夫婦にありがちな悩み、それは「どちらが夕飯を作るか」ではないでしょうか。一般的には、ママが作ることが多いと思いますが、ママにしてみれば「せめて休日くらいは…」というのが本音ですよね。じつは、料理をするパパ、『クックパパ』がいると、家族の幸福度が高くなると言われているのです。
夫婦の幸福度、キーワードは『クックパパ』?

●料理が夫婦の絆を深める?

2015年にヨシケイ開発株式会社が発表した、興味深いアンケート調査を紹介します。調査のテーマは「夫の夕食作り参加に関する意識・実態調査」というもの。共働き夫婦1200名を対象に行われました。

まず、クックパパには平日クックパパと休日クックパパがいることを前提にしてください。それぞれの幸福度を問う項目がありました。

□夕食を作ると幸せを感じますか?
・平日クックパパ
とても幸せを感じる(29.0%)
まあまあ幸せを感じる(51.5%)
あまり幸せを感じない(16.5%)
まったく感じない(3.0%)

・休日クックパパ
とても幸せを感じる(18.5%)
まあまあ幸せを感じる(66.5%)
あまり幸せを感じない(14.0%)
まったく感じない(1.0%)

平日・休日クックパパどちらも、およそ8割のパパが幸せを感じているのだそう。反対に、「まったく感じない」というパパがごく少数。意外にも、料理を楽しんでいるパパは多いこの結果に、驚きを隠せません。

●共働き夫婦ならでは!モチベーションはママ!

続いて、「あなたが夕食を作るモチベーションは何ですか?」という項目。こちらも、意外な結果がズラリ。

□夕食作りのモチベーションTOP3
・平日クックパパ
1位:妻の負担を減らしたい(45.5%)
2位:妻や家族が喜ぶから(44.0%)
3位:もともと料理が好きなので(41.5%)

・休日クックパパ
1位:妻の負担を減らしたい(55.0%)
2位:妻や家族が喜ぶから(49.0%)
3位:もともと料理が好きなので(32.0%)

どちらも上位3つはまったく同じという結果に。「自分のほうが帰りが早いから」「分担で仕方なく」などの「義務的」な意見は、どちらも10%を下回り、ほとんどありませんでした。「ママや子どもたちのために」パパなりの優しさなのかもしれませんね。