
●2人目不妊の原因は、出産時の影響?
そもそも2人目不妊のおもな原因は、4つあると言われています。それぞれの原因について、詳しく見ていきましょう。まずは、出産に伴う出血や感染症についてです。
第一子の出産のとき、出血が多かったり、感染症にかかってしまったりすると、妊娠しづらいカラダになってしまうことがあります。多量の出血や感染症は、子宮内の環境を悪くしてしまうおそれがあるのです。子宮内の環境が正常でないと、排卵障害を引き起こしてしまい、その結果不妊につながるのだそう。
出産時の出血に関しては、個人差の問題なので、なんとも言えませんが、感染症の予防ならできそうですね。できる限り、清潔に保つように心がけることが大切です。
●ホルモンバランスの乱れと2人目不妊
出産後や育児中は、ホルモンバランスが乱れてしまうことが多いです。では、ホルモンバランスの乱れは、何が原因で起こるのでしょうか?
□ホルモンバランスの乱れ
・「プロラクチン」が増える
ママのカラダには、出産後の授乳期の妊娠を防ぐため、「プロラクチン」という、排卵を抑制するホルモンの分泌を増加する機能がついているのだとか。
・ストレス
産後や育児中の過度なストレスは、ホルモンバランスの乱れの原因に。ホルモンバランスは生殖器官のはたらきにも影響します。これは、男女問わずあることです。
女性の場合、過度なストレスにより月経が来なくなることがありますが、それもホルモンバランスによるもの。男性は、精子の活動性や濃度が低下してしまうことがあります。さらに、性への関心が薄れてしまうこともあるそうです。
