イライラ解消?子どもがお片付け上手になる3つのコツ

イライラ解消?子どもがお片付け上手になる3つのコツ

●子どもに命令形はNG!

自分が子どもにお片付けさせる時、なんと言っていますか? イライラして、「片付けなさい!」と怒鳴ったり、命令したりしていませんか? 誰でも命令されるというのは、いい気持ちはしませんよね。言い方ひとつ変えるだけで、子どもの受け取り方も変わるはずですよ。

こんな時に役に立つのは、「Iメッセージ」というもの。「Iメッセージ」は、主語をパパ・ママにするだけ。「(子どもが自分で)片付けなさい!」と「ママ(パパ)は、○○ちゃんが片づけてくれたら助かるなぁ」という2つの表現を比較してみてください。同じことを言っているのに、印象はまったく違いますよね。

また、具体的に指示してあげるのも効果的。ただ「片付けて」と言われても、子どもたちはあまりピンときません。「床にあるブロックを片付けて」「その絵本を本棚にしまってね」と、“何を”、“どこに”が加わるだけで、とても伝わりやすくなりますよ。

子どもは、思った以上にパパやママの背中を見ています。まずは、自分たちがきちんと掃除・お片付けができているのか、振り返ってみてください。そのうえで、今回紹介したちょっとの工夫を試してみれば、お片付け上手になってくれるかもしれませんよ?
(文・明日陽樹/考務店)