「あなたの夢は何ですか?」子どもに気づかされる大切なこと

「あなたの夢は何ですか?」子どもに気づかされる大切なこと

あなたは夢を持っていますか? それはどんな夢ですか? 結婚して旦那さんができ、出産を経験してママになる。「家族のことで精一杯」「今さら夢なんて…」そう思っているママはきっと多いはず。しかし、諦めるのはまだ早いのかもしれません。
「あなたの夢は何ですか?」子どもに気づかされる大切なこと

●ある相談室から、もう一度夢が始まる

仕事や家事、育児にと毎日忙しい日々を送る女性たち。そんな頑張る女性たちが訪れる、とある相談室があります。その相談室で行われるカウンセリングは、一風変わったユニークなもの。

カウンセラーがはじめに聞くのは、「子どもの頃の夢は何ですか?」という質問。それぞれの女性が、「テニス選手」「ピアノの先生」「歌手」など、子どもの頃の夢を答えていきます。次に「今の夢は何ですか?」と聞かれると…? みんな黙り込んでしまいます。

子どもの頃は夢を持っていたのに、大人になると夢を持たなくなる。その理由は、「どうせ叶うわけない」「大人だから」というネガティブなものばかり。しかしその後も続く、ユニークな質問に答えていくうちに、女性たちの考え方が変わっていきます。

●仕掛け人はまさかの…?

相談室に訪れた女性たちは、カウンセラーを相手に話していると思っています。しかし、カウンセラーの耳にはイヤホンが。じつは、カウンセラーはある人物の指示通りに会話していたのです。

その“ある人物”とは、子どもたち。子どもの頃は夢を持っていたのに、大人になったら夢を諦めてしまう女性たちの言葉は、無邪気な子どもたちにはまったく理解できません。「絶対叶うわけない」と言う女性に対し、「なんでわざわざそんなことを思わないといけないの?」と言ったり、「もっと大きい声で!」と夢を口に出させたり。大人になると、なかなか言ってもらえないような言葉をかけられた女性たちは、心動かされるのです。