
●子どもの音痴は当たり前?
そもそも、子どもと大人では、歌うことの目的が違うのだそう。大人になると正しく歌おうとして、音程やリズム、歌詞を気にしながら歌いますよね。また、正しく歌えないことが恥ずかしいと思ってしまうこともあります。
一方、子どもの場合は、「元気に楽しく」歌うことが目的。上手に歌おうと考えながら歌っている子どもは、それほど多くないのではないでしょうか? 音程が外れることを気にせず、元気に大きな声で歌おうとしているので、まるで怒鳴っているかのように聞こえてしまうと言われています。
●子どもの音痴を防ぐ方法は?
少し前までは、音痴は遺伝すると言われていましたが、遺伝的要因よりも、環境的要因のほうが大きいという意見が散見されます。音痴になりづらい環境というのは、簡単に言えば、「音楽のある環境」のこと。音楽に触れる時間が長ければ長いほど、音楽に親しみを持ちやすくなり、意識しなくても、自然と耳から学ぶことができるのだとか。
ママ自身が歌を歌うのもよし、歌に自信がなければCDを使うのもよし。子どもが興味を持っているなら、音楽教室に通わせるというのもひとつの方法ですよ。
