はじめて“本当の色”を知った、兄弟の姿に感動

はじめて“本当の色”を知った、兄弟の姿に感動

物を識別するとき、形やニオイだけでなく、「色」もひとつの判断材料になりますよね。しかし、もしも色がわからなかったら…? 色覚異常を抱える兄弟が、“本当の色”をはじめて見た瞬間をとらえた動画を紹介します。
はじめて“本当の色”を知った、兄弟の姿に感動

●色覚異常を抱える兄弟

アメリカに住む兄弟、ジミーさんとジェイスさん。この2人は、先天性の色覚異常を抱えており、生まれた時から“本当の色”を知りません。

そんな2人に、パパとママからサプライズプレゼントが贈られました。そのプレゼントとは、ひとつのサングラス。一見普通のサングラスに見えますが、このサングラスは特殊なレンズを使っており、色覚異常を抱える人々の色の認識を補助してくれるというもの。サングラスをかけ、目を開けた2人が見たものとは?

●はじめて見る“色のある世界”

パパが色鮮やかな風船を持っているところから、動画が始まります。赤や緑、紫、オレンジ、青、ピンク…。これらの色は、色覚異常を抱える人には見えづらい色なのだそう。はじめて見る景色に、2人は泣きながら抱き合います。その後も交互にサングラスをかけながら、今までずっと見てきたはずの物を、あらためて確認するのです。

ジェイスさんが、レンズを通したり通さなかったりしながら見比べている姿を見る限り、見えている景色は、これまでとはまったく違った景色だったのかもしれませんね。