
川村はテレビ番組を通じて自身の脳動脈瘤と若年性更年期障害をカミングアウトし、その苦痛を赤裸々に告白してきた。「ずっと願ってきたことが、やっとかたちになったというのはすごくうれしい」「子供がほしい気持ちは子供の頃からずっと叶えたかった夢」と語り、去年、一般人男性との結婚を機に9月から不妊治療を続けていたという。
だが、治療のための薬が体に合わず、「めまいがしたり、吐き気がしたり、体調がガラッと変わる」ため、感情が不安定になることも。「うれしい気持ちはあるんですけど、妊娠が発覚してからも不安なことがたくさんあったので、うれしい気持ちと、心配な気持ちと、不安な気持ちがずっと交差するような感じ」と、川村は当時を振り返った。
現在は安定期に突入し、赤ちゃん用のグッズや服をチェックするのが楽しみだという川村。「女の子だったら主人が思うような理想の女の子に育ててもらって、男の子だったら一緒にゴルフしたりもできますし。本当に無事に育ってくれれば」という言葉どおり、どうか元気な赤ちゃんを産んでもらいたい。
(文/池野フナ子)
