７月８日（金）に行われた会見で「野党４党による統一候補なら」という条件つきで出馬を表明していた石田。だが、あまりにも突然の出馬表明に、妻である東尾理子は同日のブログで「正直、家族での話し合いはまだ出来ておりません。日頃から妻として夫を支えたい気持ちでおりますが、今回、私個人としましては、出馬しない事を願っております」とコメント。また、石田は政治経験ゼロ。その出馬の真意を計りかねる声も高かった。
11日（月）夕方に開かれた会見で石田は「いろいろお騒がせいたしました」と挨拶し、正式断念を発表。「意欲的にはもちろんあったし、自分なりに退路を絶って声明を出させていただきましたけど、タイムリミットを迎えまして、今日のお昼12時くらいに決断させていただきました」と語り、家族については「説得出来ませんでした」と、断念の一因だったことを認めた。
出馬断念前の会見では「子育てとか支援とか、いわゆる次の世代（に対する政策を訴えたい）」「もちろん戦争にやらないというのも大前提」などと夢を語っていた石田。しかし、今回の人騒がせな出馬宣言と断念によって、ＣＭやレギュラー番組などの関係者に多大な迷惑をかけてしまった。今後のタレント生命に影響がないか心配だ。
（文／池野フナ子）