二人目不妊改善 第2ステップの「人工授精」とは?

二人目不妊改善 第2ステップの「人工授精」とは?

二人目がなかなか授からない、二人目不妊。改善のため、不妊治療に取り組む夫婦は多いと言います。不妊治療にはいくつか種類がありますが、そのなかのひとつに、「人工授精」という治療法があります。
二人目不妊改善 第2ステップの「人工授精」とは?

●二人目不妊治療 人工授精って?

人工授精とは、細いチューブを用いて、女性の子宮内に精子を注入し、人工的に受精させる治療法のこと。じつは、人工授精には2種類あるのだそう。治療の手順自体は同じですが、精子の提供者の違いで、呼び方が区別されます。ひとつは「AIH(配偶者間人工授精)」、もうひとつは「AID(非配偶者間人工授精)」と呼ばれるもの。この治療法は、自然妊娠に近い形の治療なので、身体的な負担も少なく、費用も比較的安いと言われています。

●二人目不妊 男性に原因がある場合

人工授精は、おもに男性に不妊の原因がある場合に行われます。男性に以下の症状が見られる場合は、人工授精に踏み切ることが多いのだそう。

□男性不妊の原因
・元気な精子の数が少ない
・精子が子宮内にうまく入らない
・膣内で射精ができない

これらの症状がある場合、病院または自宅で、マスターベーションを行い、専用の容器に精子を入れ、病院に提出。不妊治療中の女性は、卵管炎や子宮収縮などの、婦人系の病気につながりやすいので、提出した精子を病院が洗浄してくれます。その後、女性の排卵が確認されたタイミングで、チューブを用いて、精子を子宮内に注入します。

人工授精実施から14日前後で、妊娠判定が行われ、着床したかどうか、判断されます。