二人目不妊改善 第2ステップの「人工授精」とは?

二人目不妊改善 第2ステップの「人工授精」とは?

●二人目不妊は高齢化が気になる…

高齢化は、不妊の原因のひとつです。人工授精に踏み切る夫婦の多くは、自分たちで工夫し始め、それでもうまくいかずに不妊検査を受ける。その後、医師にアドバイスをもらい、タイミング療法を経て、それでも授からない場合に人工授精を決意するというケースが多いのだそう。

よって、妊活を始めてから、長期間過ぎて人工授精に取り組むことが多いと聞きます。人工授精だけに限らず、不妊治療は早期発見・早期対処が妊娠の確立を高めるポイント。とくに最近急増している、二人目不妊は、少しでも、「もしかして…?」と気にかかることがあれば、早めに受診し、治療にうつったほうがよさそうです。

●二人目不妊は費用も重要

二人目不妊に悩む夫婦には、経済的な理由から妊活を諦めてしまう夫婦も。人工授精は、保険が適用されません。1回の治療(1周期)に必要な費用は、病院ごとに異なるので要確認ですが、2~3万円程度が一般的だと言われています。

人工授精に付随する医療行為(着床を促す注射、飲み薬など)については、保険が適用されるそうなので、保険証はお忘れなく!

不妊治療中は、「今度こそ」と気負いすぎて、ストレスになってしまいがち。また、二人目不妊の治療中は、子育て、家事、仕事も同時にこなすので、ママは心もカラダも、疲れが溜まってしまいます。夫婦で力を合わせて、支え合う。これが不妊改善の最初のステップではないでしょうか。
(文・明日陽樹/考務店)