まずはお風呂から!子どもを水に慣れさせる3つのコツ

まずはお風呂から!子どもを水に慣れさせる3つのコツ

●子どもを水に慣れさせるために

子どもの水への苦手意識の克服は、具体的には何をすればいいのでしょうか? 以下にまとめます。

□子どもが水に慣れるコツ
1)「水遊び=楽しい」のお手本を見せる
とくに小さい子どもは、パパやママ、きょうだいたちの様子を見て、安全かどうか判断することがあります。はじめはビクビクしていても、まわりが楽しそうにしていると、徐々に参加するようになる。経験があるパパ・ママもいるのではないでしょうか。それは水遊びも同様。一緒にお風呂に入る時に、子どもが楽しめる遊びを考えたり、お風呂用おもちゃを使ったり。家族や友達が見本となることで、克服に一歩近づくのかも?

2)成功体験の積み重ね
子どもはパパやママに褒められるのが大好きですよね。ささいなことでも、褒めてあげると、自信につながるという意見も。お風呂でも、シャンプーで手こずる子どもは少なくありません。たとえ泣いてしまっても、「泣いちゃったけど、よく我慢したね」「髪が(体が)キレイになったよ」などと、肯定的な言葉をかけ、小さな成功体験を積み重ねるのは有効だそうです。

3)焦らず、“徐々に”を忘れずに!
水の克服だけでなく、何事もそうかもしれませんね。一気にやらせようとすることで、かえって苦手意識が強くなることもあります。一度できたからといって、次もまたできるとは限りません。たとえば、水に顔をつけられるようになったら、1週間連続でできたら次のステップに進むなど、ゆっくりステップアップしていくのが、苦手克服への近道ですよ。

“少しでも早く”克服してほしというのが、親心というもの。とはいえ、主導権は、克服する本人が握るべきです。無理はさせず、あくまで“サポートする”くらいがちょうどいいのかもしれませんね。
(文・明日陽樹/考務店)