希良梨・10代で子宮頸がん発症、流産を経て念願の出産

希良梨・10代で子宮頸がん発症、流産を経て念願の出産

台湾でも活動する女優の希良梨(35)が7月22日(金)放送の『爆報! THEフライデー』に登場。10代で子宮頸がんを発症していたことを明かした。
希良梨・10代で子宮頸がん発症、流産を経て念願の出産

’97年、木村拓哉主演のドラマ『ギフト』で女優デビューし、’98年に出演したドラマ『GTO』でブレイクした彼女。歌手活動も行い人気を博したが、’00年、19歳のときに子宮頸がんが発覚し、20歳で芸能界を引退した。10代での発症は10万人に1人の確率といわれている。

病と闘いながらも25歳のとき、台湾に拠点を移した彼女はモデルとして活躍。’08年、台湾で芸能関係の仕事をする台湾人男性と結婚した。その後は2度の流産を経験。子宮頸がんによる円錐手術を受けたことが原因で、通常の妊婦の3.4倍、流産・早産しやすい体になってしまったという。そんな中、3度目の妊娠を果たすが、同時に子宮頸がんが再発。お腹の子か、自分の命かを選択する決断を迫られるが、希良梨は夫の反対を押し切って出産を決意。’09年、待望の第1子となる長男・スカイくんが誕生、現在7才となったスカイくんと一緒にカメラの前で元気な姿を見せた。

がんに負けず、元気な赤ちゃんを出産した希良梨は「目に入れても痛くないです。奇跡の子ですから…。何があっても守っていく」とコメント。幸い再発したがんは進行せず、彼女は今も、経過を見ながらがんと闘っている。

(文/タカザワ紅緒)