猛暑日の車内は危険!“熱駐症”に要注意!

猛暑日の車内は危険!“熱駐症”に要注意!

先日、保育園に送迎するはずの子どもを、車内に置いていき、死亡する事故が発生しました。これまでにも、車内に放置された子どもが死亡する事故は、注目されてきましたが、夏の車内は想像以上に危険なようです。猛暑日の車内を再現した、ある実験動画が話題になっています。
猛暑日の車内は危険!“熱駐症”に要注意!

●気温35度の車内温度は?

この実験は、気温が35度という設定で行われました。実験開始からおよそ30分。なんと、車内に置いてあった炭酸飲料(ペットボトル)のキャップが勝手に開き、ストローからカフェオレが噴き出し始めます。

さらに実験は進み、1時間経過。車内の温度は、およそ45度まで上昇。飴は溶け、缶ジュースは破裂…。想像以上に車内温度が高くなっているようです。

●チャイルドシートは危険!

子連れパパ・ママの必須アイテム、チャイルドシート。車内に設置したままの家庭は多いのではないでしょうか? 実験開始から1時間半で、車内温度は57.4度に達しています。また、チャイルドシートは黒い生地で作られていることも少なくありません。ご存知の通り、黒は日光をよく吸収する色です。車内でも、とくに温度が高くなっている可能性が高いようなので、やけどのおそれもあるといいます。

車内温度、チャイルドシートの温度が高まっているなか、小さい子どもがたったひとりで、チャイルドシートに座ったまま置き去りにされてしまったら…。想像するだけでも、恐ろしいですね。