●アレルギー症状の種類
ひと口にアレルギーと言っても、症状は様々。いざという時のために、おさらいしておきましょう。
□アレルギー症状の種類
1)皮膚症状
アレルギー症状でもっとも多いのが、「皮膚症状」。患者のうち、およそ9割に見られるそうです。じんましんやかゆみを伴います。
2)呼吸器症状
皮膚症状の次に多い、「呼吸器症状」。くしゃみやせき、呼吸困難がおもな症状です。
3)粘膜症状
唇や口内、まぶたが腫れるなどの症状が出るのが、「粘膜症状」。厄介なのは、見えるところだけに症状が出るわけではないこと。のどの粘膜が腫れている可能性もあるので、重度の場合、窒息のおそれもあるそうです。
4)消化器症状
腹痛や吐き気、嘔吐などが特徴の「消火器症状」。程度は人それぞれですが、風邪や食中毒、胃腸炎と間違われることも多いので、要注意!
5)アナフィラキシー
上記のような、複数の症状が全身にあらわれるのが、「アナフィラキシー」。血圧低下や意識不明状態になることも。最悪、命を落とす可能性もあるといいます。
たしかに、ネット上の情報で解決できることはたくさんありますが、すべての情報が信頼できるとは限りません。病気やケガなど、子どもの命にかかわることは、専門家に任せたほうが安心ですよね。素人が手を出して、かえって状況が悪くなるなんてことのないように、迷わず病院へ!
(文・明日陽樹/考務店)
