親は子供の成績をどう思っているの?
続いて、「子どもの成績をよいと認識する親の割合」を見ていきます。はたして結果は?
□子どもの成績がよいと思う親の割合
・ゲーム禁止(27名):92.6%
・ゲームOK(575名):92.5%
・全体(723名):93.2%
ゲームの有無にかかわらず、ほとんどの親が「自分の子どもは成績がよい」と感じているようです。親の立場から見ても、ゲームと成績を結び付けて考えるのは少数派なのかも?
ゲームが勉強に役立った経験あり!?
本調査では、「ゲームが勉強に役立ったことがあったか」という質問も。意外にも、多くの子どもたちが「役に立った」と実感しているようで、全体の44.0%の子どもたちが「ゲームが勉強に役立ったことがある」と回答。
□具体的にどんなことに役立ったのか?
1位)いろんな知識が身についた(65.1%)
2位)集中力が上がった(23.0%)
3位)計算問題が早くなった(22.0%)
ゲームには、様々なジャンルがありますが、歴史を題材にした作品も多く存在します。また、自分で考えてクリアしようとすることで、思考力が、敵にやられまいとすることで集中力が養われるとの意見もあるようです。
多くの子どもたちが、ゲームを勉強に生かしているようですが、やりすぎは禁物。なかには、睡眠時間を削ったり、学校を休んだりしてまでゲームに熱中している人もいます。ゲームと勉強のバランスを考え、日常生活に支障をきたさないよう、心がけたほうがよさそうです。
(文・明日陽樹/考務店)
