犯罪者が好む場所とは…
犯罪者が好む場所は人目に付きにくく、何かあっても逃げやすい場所だそう。例えば手入れがされていない公園や空き地。草が刈り取られていないと、人が来ないことが想定できるので、犯罪の場になってしまう可能性もあります。
また、集合住宅などに多い、囲いのある駐輪場もキケン。物陰になり、外から見えにくいため、犯行しやすいのです。同様に階段や、踊り場なども物陰に隠れやすいので、子ども一人で遊ばせないように。
友達の家や、塾・習い事への行き帰りは、防犯対策としてなるべく一人にさせないようにするのも効果的。もし何かあったら大声を出せる練習をさせたり、防犯ブザーを持たせ、いざという時に使えるように練習しておくと◎。
ちなみに、マンションのエレベーターで二人きりになった時に襲われる可能性もあります。エレベーターに、知らない人と二人で乗らないようにすること、一人で乗っている時に知らない人が乗ってきたら、すぐ近くの階で降りるようにさせましょう。
子どもの生活範囲を一緒にまわり、どこがキケンなのか、どういう行動を取れば良いのか、日ごろから子どもの防犯意識を高めるトレーニングをして、犯罪に巻き込まれないように、家族でしっかり話し合ってみてくださいね。
(文・山本健太郎/考務店)
