
女性ホルモンが便秘の原因!?
便秘のおもな原因は、水分不足や運動不足。さらに女性の場合、「女性ホルモン」が関係しているかも?
女性ホルモンには、生理後から排卵までに分泌される「卵胞ホルモン」と排卵後から次の生理まで分泌される「黄体ホルモン」の2つあります。便秘に大きくかかわるのは黄体ホルモン。
黄体ホルモンは、子宮内膜を整えてくれる、女性には欠かせないものですが、大腸から水分を吸収するはたらき、便を肛門へと運ぶための腸の蠕動(ぜんどう)運動を減少させるはたらきがあり、便秘になりやすくなるといいます。生理前に便秘になる女性が多いのはそのためです。
また、過度なダイエットで腸の動きが弱まっていたり、男性のようにサラッとトイレに行けなかったりするのも、女性ならではの理由かもしれませんね。
秋の便秘 内臓の“冷え”に注意!
ここからが本題。なぜ、秋になると便秘になりやすくなるのでしょうか?
今の時期は、朝晩は冷え込むのに、日中は気温が30度近くまで上がったり、雨が降って1日中寒い日があったり、寒暖差が激しいですよね。それにより、新陳代謝が低下し、体が冷えて胃腸も冷える。結果、胃腸の動きが弱まってしまうのです。
また、夏に冷たい飲み物を飲みすぎたり、エアコンにあたりすぎたりした人も要注意。胃腸を含む、内臓全体が冷えて、機能が低下している恐れありです!
