秘密は悪いこと?夫婦間の隠しごと事情をのぞき見

秘密は悪いこと?夫婦間の隠しごと事情をのぞき見

「嘘も方便」という言葉があるように、その場を穏便に乗り切るためには、「嘘」や「秘密」が必要な時があります。一般的に、これらは「悪」とされますが、真実を知ったら知ったで、「知らないままの方が良かった」なんて経験ありませんか? 内容によっては、夫婦や恋人の離婚や破局につながることも…。世のなかには、“秘密”を持っている人はどれくらいいるのでしょうか?
秘密は悪いこと?夫婦間の隠しごと事情をのぞき見

4割超が誰かに秘密にしていることがある!

2015年にウェブサイト『オウチーノ総研』が行った「『秘密』に関するアンケート調査」(有効回答:863名)によると、「両親、恋人や配偶者、友人、職場の人に秘密にしていることはありますか?」(複数回答可)という問いに対し、全体の43.7%が「ある」と回答。内訳は以下の通り。

・恋人や配偶者(37.4%)
・両親(36.7%)
・職場の人(35.7%)
・友人(34.9%)

本調査では、未婚と既婚を分けた回答比率も公開していて、「恋人や配偶者に秘密にしていることがある」と答えた未婚者は26.4%だったのに対し、既婚者はなんと41.5%。一生添い遂げると誓い合った仲でも、言えないこととはいったい…?

夫婦間の秘密 1番多いのはやっぱり…

およそ4割の既婚者が、パートナーに秘密を持っているとのことですが、秘密の有無だけではなく、やっぱり気になるのはその内容。恋人や配偶者への秘密を細かく見ていきましょう。

□恋人や配偶者への秘密
1位)ヘソクリ、貯金(14.3%)
2位)異性関係(12.6%)
2位)自分の過去(12.6%)
4位)お金の使途(10.9%)

ヘソクリや貯金、お金の使い方など、お金にかかわる秘密が多い印象。ネット上の声に耳を傾けると、独身時代に貯めたお金を内緒にしている女性も散見されます。なかには、数百万~数千万円入った口座を隠している人もチラホラ。隠している理由は、口をそろえて、「生活費にまわせと言われるから」「いざという時のために」だそうです。