牛乳で薬の効果が弱まる!
味がまろやかな牛乳は、薬の存在をほとんど感じさせないため、薬の服用時に大活躍。なのですが、抗生物質や骨粗しょう症の薬との相性が悪いと言われています。牛乳に含まれるカルシウムが薬の成分と結合してしまい、効果が弱まることがあるのだそう。また、強い吐き気を催すこともあるといいます。
水以外の飲み物で薬を服用することで、薬の効果を強めたり、弱めたり、最大限に発揮できなくなります。また、頭痛や腹痛、吐き気など、さらに体調が悪化する可能性も。“コップ1杯の水で”と指定されるのは、それなりの理由があるから。薬が苦手な人は、飲み物ではなく、服薬用ゼリーやオブラートを使って工夫するようにしましょう。
(文・明日陽樹/考務店)
