赤ちゃんが感染してしまった時の対処法
実はRSウイルスにワクチンはなく、対症療法(原因を治すのではなく、病気によって起きている症状を和らげたり、なくしたりする治療法)が重要になってくるようです。RSウイルス感染症の重症化を防ぐ注射薬もあるのですが、費用は高額…。ただし、早産で生まれた乳児は健康保険が適応される場合も。乳児医療が適応されると、無料で注射を受けられる可能性があるので、一度医療機関に問い合わせてみるといいかもしれません。
とはいえ、赤ちゃんが高熱を出していたり、呼吸が荒くなっていたり、せきや鼻水が出ているなど、体調を崩しているなら、すぐに病院で受診してください。
RSウイルスは例年通りなら、秋から流行し、年末をピークにして春まで続くそうです。流行している間は、赤ちゃんの健康のために、手洗いやおもちゃの消毒、パパママがマスクをするなど、いつもより丁寧なケアをしてあげましょう。
(文・山本健太郎/考務店)
