予防接種はしてからどれくらいで効果が出るの?
予防接種をしてから、ワクチンの効果が表れるまでに一般的には2週間程度かかるようです。例年のインフルエンザのピークは1月~2月。しかし、東京都感染症情報センターの『定点報告疾病集計表』では、2016年10月31日~同年11月6日の集計で、242人がインフルエンザにかかっています。予防接種をするなら、早めにした方がいいかもしれません。
感染を防ぐためにはしっかり手洗いをすること
前述の通り、予防接種をしたとしても100%安全ではないので、自分自身での予防対策がとても大切です。特に重要なのは「手洗い」。帰宅した時や調理の前後、食事前など、こまめにせっけんで手を洗うことを心掛けると良いでしょう。仕上げにアルコール消毒をすると、より効果的です。
また、外出時はマスクをすることも忘れずに。感染者の咳やくしゃみで出る飛沫にも、インフルエンザウイルスが含まれているので、満員電車や人ごみのなかは特に気を付けるべきポイント。
インフルエンザにかかってしまうと、自分がしんどいだけではなく、家族にもうつして しまう可能性もあります。インフルエンザのシーズンを家族全員無事に乗り切るためにも、対策はしっかりした方がよさそうですね。
(文・山本健太郎/考務店)
