数日続くしゃっくりは病気のサインかも
冒頭でも少し触れましたが、なかには病気が原因でしゃっくりが引き起こされている可能性もあります。しゃっくりにも種類があり、中枢性しゃっくり、末梢性しゃっくりの場合は注意が必要です。
・末梢性しゃっくり
中枢神経から伸びている末梢神経が刺激されることで出るしゃっくり。肺炎、腹膜炎、気管支喘息が原因の可能性も。
・中枢性しゃっくり
中枢神経が刺激されることで起こるしゃっくり。脳卒中や脳腫瘍を患っていたり、アルコール中毒の際に出ることがある。止まりにくいのが特徴。
何が原因でしゃっくりが起こっているかはわかりません。しゃっくりが何日も止まらない場合は、上述にあるような疾患が隠れている可能性があるので、内科に受診し相談しましょう。
しゃっくりが出たといって、すぐに止まれば過度に心配する必要はなさそう。とはいえ、なるべくならしゃっくりは出てほしくないですよね。頻繁にしゃっくりが出る人は、普段の生活を振り返り、しゃっくりが出やすくなる環境を変えてみてはいかがでしょうか。
(文・山本健太郎/考務店)
