もし本当に離婚したら私立学校に通う子どもの養育費は?
子どもを私立学校に行かせたはいいものの、突然夫から離婚を言い渡させれてしまったら…。正社員で一定の収入がある相談者ですが、母子家庭で大学まで私立となるとなかなか経済的に難しいかもしれません。だったら先を見据えての選択をすべきでは? という意見があったので紹介します。
「ご主人にまた結婚したい相手が現れて、今度は本当に離婚となったら…? 私立学校に通い続けられるだけの学費をご主人が払ってくれるとは、私は思いません。それなら今離婚をして、お子さんは公立中学に入れて母子2人で穏やかに暮らした方が幸せでは?」
年収700万円もあれば、子どもに公立の学校へ進学させれば、そこまで生活に困ることもないはず。いつ離婚を迫られるか、ストレスを抱えながら生活するより、自分と子どもの幸せを考えた方がいいという声も多かったです。
子どもを私立学校に進学させるのが幸せなのか、愛してくれない夫から脱却し、母子で新たな生活を送るのが幸せなのか。決めるのはもちろん相談者本人ですが、相談者が一定水準以上の収入があることを考えると、離婚をすすめる意見にも納得できます。
あなたが相談者の立場なら離婚を迫りますか? それとも子どものために、生活のために知らないふりを演じ続けますか?
(文・山本健太郎/考務店)
