
冷凍食品のイメージって…
フランスの冷凍食品と急に言われても、なかなか想像つきませんよね。日本の冷凍食品は、お弁当のおかずやチャーハン、ピラフ、パスタなどがありますが、フランスの冷凍食品は一体どんな料理があるのでしょうか…。
実際に食べなければ語れない! そう感じた筆者は、できたばかりの「Picard青山骨董通り店」へ。広さは一般的なコンビニと同じくらい。冷凍食品専門店なので、冷凍ケースがずらっと並べられていました。冷凍野菜から、前菜、メインディッシュ、スープ、デザートまでラインナップがとても豊富。フォアグラの冷凍食品まであり、日本の冷凍食品との違いに衝撃を受けます。たくさんある商品のなかから、今回は前菜・メインディッシュ・デザートを一品ずつピックアップ。
前菜はイタリアの伝統料理「カポナータ」
…と、購入後に気づきましたが、前菜がまさかのイタリア料理! フランス料理以外も取り扱っているようです…。「カポナータ」は、揚げナスを甘酸っぱいトマトソースで煮たイタリア・シチリア半島名産の伝統料理。ピカールで売っているカポナータは、グリルで焼いたナスと揚げナスの2つの調理法でできたナスを使うこだわりっぷり。

そのほか使っている食材も、酢漬けケッパー・エシャロットパウダー・バルサミコ酢など、オシャレな(?)食材も多く、さすがフランスの冷凍食品と言ったところでしょうか。
食材にこだわっているため、味ももちろん本格派。グリルで焼いたナスと揚げナスの違いもわかり、甘酸っぱいトマトソースがナスに染み込んでいてとてもおいしいです。前菜として、または料理の付け合わせとして使えるカポナータ。熱したフライパンに冷凍庫から出したカポナータを入れて、指定の時間炒めるだけなので、調理がとても簡単なことも魅力。お値段は600gで税抜680円です。書かれている通り、2~3人前くらいの量。

