田中アナの不倫をスクープした『週刊文春』に対し、テレビ朝日は「プライベートなことですので、コメントは控えさせていただきます」と回答。しかし、その対応に乙武氏は12月７日（水）自身のツイッターで「さんざん人のプライベートをいじくり回しておいて、いまさら何を言ってるんだか」と強い口調でコメント。これに対し、乙武氏のフォロワーたちからは300件以上の返信、3500件以上のリツイートがされ大反響となった。
さらに乙武氏は12月11日（日）放送の『ワイドナショー』に「今後一切、他人のプライバシーをつまびらかにするような報道を放棄する旨のコメントを出されたテレビ朝日さんに心から敬意を表します。この方針がほかの局にも広がり、来年こそ前向きな話題で盛り上がれる一年となるよう期待したいものです」と皮肉たっぷりのコメントを寄稿。これにはコメンテーターの松本人志（53）や番組MCの東野幸治（49）が思わず苦笑いする場面も。
たしかに乙武氏の不倫や離婚をめぐり、テレビをはじめとするメディアの報道が過熱していたことは間違いない。身内に甘いと受け取られかねない今回のテレビ局の対応に、彼がひと言いいたくなった気持ちも理解できる。地上波への復帰も果たし、来年以降、精力的に活動する乙武氏の言動に注目したい。
（文／池野フナ子）