北斗晶・一時は人間不信にも【乳がん闘病】の日々を振り返る

北斗晶・一時は人間不信にも【乳がん闘病】の日々を振り返る

昨年9月に乳がんのため右乳房全摘出手術を受け、先月末、約1年2カ月ぶりにテレビ復帰を果たしたタレントの北斗晶(49)が発売中の『女性自身』に登場。乳がんで闘病していた日々をあらためて振り返った。
北斗晶・一時は人間不信にも【乳がん闘病】の日々を振り返る

手術後は半年間抗がん剤を投与、放射線治療も行った北斗は徐々に回復の兆しを見せ、現在は薬で女性ホルモンを抑える治療をしているとのこと。術後1年の全身検査で転移が見られなかったとし、復帰を決めたという彼女は、同誌のインタビューで「1年2カ月もかかりましたが『もう絶対大丈夫だ!』って、この私のデカイ体と相談して決めた復帰です。前以上にパワーアップした私を見せられるという自信があったからこそ、復帰を決めさせてもらいました」とコメント。屋外ロケも長時間に渡る収録もこなせる自信があると笑顔を見せたという。

インタビュー中は終始笑顔だったという北斗だが、闘病中の苦悩も告白。「一時はピンポン(インターホン)恐怖症になりました。人と会うのがすごく怖くなったり、実はいろいろあったんです。でもそのときに(佐々木)健介(50)はじめ周囲が優しく接してくれなかったんですよ(笑)」と、いつもそばにいて家事をしてくれた夫・健介と、買い物に出るときにいつも寄り添ってくれた2人の息子たちへの感謝の気持ちも伝えている。

病いをとおして「これまで自分がメディアでアピールしてきた元気が上っ面だったんじゃないか」と反省したという北斗。「当たり前のことが当たり前じゃないと気づくことができました。これからは、作り物じゃない、本物の元気を見せていきます」と語り、かつてのような力強い姿を伺わせたという。

昨年10月に行われた記者会見では、乳がんのステージ2bで転移が脇まで広がっていた場合、生存率50%と医師から宣告されていた彼女だが、健介との夫婦共演で再び“鬼嫁”ぶりを発揮するのはいつの日か。引き続き、今後の動向に注目したい。

(文/タカザワ紅緒)