●生活音による苦情への謝罪は、子連れがベター
こうしたトラブルに見舞われた場合、早めの段階でどう対応するのが良かったのだろう? 銀座誠和法律事務所の井上雅弘弁護士は、一連の騒音トラブルについてこう指摘する。
「騒音トラブルは、個人によって音の感じ方が違うため、難しい問題です。法廷で争うと結果はどうあれ関係が悪化するため、話し合いで解決を目指すことが多いです。謝罪する際には、お子さんを連れて行ってもいいでしょう。子どもを前にすると文句が言いづらくなり、相手の主張が和らぐことが多いです」
生活音のクレームが来たら、相手がどういった点に不満に感じているのか落ち着いて話し合いを行うこと。双方の認識のズレをすり合わせ、適切な対処をしていけば、関係悪化を防ぐことができそうだ。
(ノオト+石水典子)
