●できれば空気清浄機を導入し掃除機をかける際はフルパワー
やはり、空気清浄機のパワーは偉大。その結果はアンケート調査にも表れているようで、2012年11月に日経BPコンサルティングが実施した「お部屋の環境に関するアンケート」(調査回答者269件)によると、空気清浄機の利用率は、全体の34.6%。購入者の54.8%は、花粉の除去を目的に空気清浄機を購入しており、その効果を「実感している」「まあ実感している」と回答した“効果を実感”派は、全体の68.7%いることが分かった。空気清浄機は、やはりある一定の効果を実感できるみたい。
機種によっては花粉モードなどが搭載されており、これを利用するだけでも部屋の花粉の多くは除去できそうだが、掃除機を利用する際には、必ず併用したい。というのも、掃除機の機種にもよるものの、掃除機の排気は花粉を部屋中にまき散らしてしまう可能性は高いため。同時に空気清浄機をハイパワーにすることによって、空気中に待ってしまったホコリや花粉を空気清浄機が吸着してくれます。
●静電気が発生しそうな場所のほこりを根こそぎそうじ
もうひとつ花粉が集まりやすいところが、静電気の発生しそうな家電周り。テレビを付けたとたんにくしゃみが出る、という人は、テレビの静電気に花粉が吸着している可能性大。家電製品周辺のほこりを掃除する際は、エアダスターなどではなく、硬く絞ったふきんや湿式掃除専用シートなどで、花粉が舞ってしまわないように注意を。
