【桜は繊細な生き物!】お花見に向けて再確認!やりがちマナー違反

【桜は繊細な生き物!】お花見に向けて再確認!やりがちマナー違反

●公園の桜を折るのはマナー違反よりも重い法律違反

私たちから見ると野生に見える桜ですが、お花見スポットに咲いている桜の多くは人によって植えられたものであり、所有者がきちんといます。また、公園の桜の枝を折るような行為は法律によって罰せられます。

実際、2016年の2月、大阪の桜之宮公園でソメイヨシノの枝を折った男性(33歳)が、大阪府警に逮捕されるという事件が起こりました。男性は、公園とその対岸にあるソメイヨシノの枝62本を折り、「日頃のストレスを発散させるためにやった」と供述。適用されるのは、刑法の器物損壊。3年以下の懲役、または30万円以下の罰金もしくは科料が定められます。

その他、国立公園や国定公園などは、自然公園法という法律も適用されます。

お酒が入って会話に花が咲いても、節度は守りましょう。美しい桜を後世まで残し、ずっと楽しめるように。その為には、私たちのマナーも見直さなければなりません。
(文・桜花坂ゆみ/考務店)

※参考 公益財団法人 日本さくらの会ウェブサイト