高い感染力で20代前半女性に急増 「梅毒」ってどんな病気?

高い感染力で20代前半女性に急増 「梅毒」ってどんな病気?

梅毒の検査と治療法

梅毒に感染しているかどうかは、医師による診察と血液検査により判断されます。しかし、梅毒感染から最初の数週間は、血液検査をしても梅毒の陽性反応が出ないこともあるので、感染してから3週間程度期間をあけて、検査をする必要があるようです。

梅毒に感染していると診断されたら、医師に処方された抗菌薬を内服し治療を行うのが一般的。医師が治療を終了とするまでは、処方された抗菌薬を確実に飲むことが重要です。また、梅毒の感染を拡大させないために、医師が安全と判断するまで、性交渉を控えましょう。

厚生労働省によると、近年は20代前半の女性の感染が増えているのだとか。感染していても症状がわかりづらく、無自覚のまま放置してしまうことも多い梅毒。パートナーが梅毒に感染して、自分も感染してしまう。また、性交渉以外でも感染する可能性も少なからずあるため、体に前述のような症状が現れたら、パートナーとともに病院に行き、検査を受けた方がいいかもしれません。
(文・山本健太郎/考務店)

参考 梅毒に関するQ&A|厚生労働省http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/qanda2.html