今日の疲れは今日のうちに。セルフ指圧で仕事の疲れを解放しよう

今日の疲れは今日のうちに。セルフ指圧で仕事の疲れを解放しよう

•イライラした時には胸のツボを

「リラックスは胸の真ん中にある“壇中(だんちゅう)”というツボを押します。イライラした時に押すと、ちょっと落ち着くツボなんです。仕事がうまくいかずストレスが溜まったり、子どものことでカッとなってしまったりしたら、息を吸って吐く時にゆっくり押すのがポイントです。1、2、3で息を吸って、1、2、3で吐くぐらいのペースがいいです」

また、子どもがイライラしている場合は、胸を押すのではなく、背中側にある“身柱(しんちゅう)”という精神安定のツボを押したり、さするといいそうです。

「“身柱“は両方の肩甲骨の上の角を結んだ間、背骨を中心に真ん中あたりのことでそこを3本の指で軽く優しく触ります。なでるだけでもいいです。例えば、赤ちゃんが泣いた時に抱っこして赤ちゃんの背中を撫でたり、トントンと叩いたりしますが、“身柱”はちょうどその辺りにあり、理にかなっているんですね」

指圧を取り入れることで、疲れを取るだけでなく、リラックスし、親子の絆を深めることもできるかもしれません。

(文・吉田紀子)

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ジュラルヴリョフ愛里

あん摩マッサージ指圧師

元ミス・ユニバースジャパン3位。モデルとしてショーなどで活躍後、国際結婚し、浪越学園で指圧を学び、按摩マッサージ指圧師の国家資格取得。ママやパパのための指圧や、親子指圧KIDS SHIATSUの指導、健康ビウーキングを行なっている。指圧で親子の絆、夫婦の絆を深め、健康とびを指圧を通して指導している。 現在、エストニア人の夫との間に4人の子供がいるママ。