アメリカの米空母打撃群が朝鮮半島へ ところで空母っていくつあるの?

アメリカの米空母打撃群が朝鮮半島へ ところで空母っていくつあるの?

緊張が高まっている北朝鮮とアメリカ、そしてアジア諸国の情勢。アメリカは、北朝鮮をけん制するため、原子力空母「カール・ビンソン」を含む空母打撃群を朝鮮半島に向け派遣したというニュースが連日報道されています。 ところで「空母」とはどういう設備なのでしょうか。具体的に知っている人は多くはないはず。そして今回のニュースには「空母打撃群」という聞きなれない言葉も。空母のことについて調べました。
アメリカの米空母打撃群が朝鮮半島へ ところで空母っていくつあるの?

海上から航空機を飛ばすことができる「空母」

「空母」とは、「航空母艦」の略称で、甲板の上で航空機を離艦・着艦させたり、航空機の整備や燃料、武器などを補給したりすることのできる戦艦のこと。北朝鮮に向け空母打撃群を航海させているアメリカのほか、イギリス、イタリア、中国、韓国など世界各国が空母を保有しているようです。なお日本は空母ではなく、ヘリを搭載できる護衛艦を保有しています。

アメリカ海軍が有する戦闘部隊「空母打撃群」

アメリカ海軍の「空母戦闘群」は、1隻の空母と空母を守る複数の護衛艦艇、潜水艦、補給艦などで編成され、空母打撃群を構成する艦艇の総乗組員数は7000人以上にもなるとも言われています。空母に搭載された戦闘機のほかにも、空母や護衛艦のミサイルにより、広範囲の空域を支配することが可能なのだそう。