昨年の流行がおさまらぬまま「おたふく風邪」が流行の兆し!

昨年の流行がおさまらぬまま「おたふく風邪」が流行の兆し!

気をつけるべき「合併症」とは

おたふく風邪は「合併症」が併発することのある厄介な病気。特に注意したい合併症は、比較的起こりやすい「無菌性髄膜炎」。おたふく風邪にかかると約10%の人が発症するとされ、おたふく風邪の症状が4〜5日たっても改善せず、頭痛や嘔吐、けいれんなどの症状が現れます。可能性は少ないものの、膵炎や脳炎、脊髄炎も引き起こす場合もあるようなので、おたふく風邪が数日たっても改善されず、症状が悪化してきた際はすぐに病院にかかることが必要。

また、上述でも述べた精巣炎・卵巣炎などの生殖器の異常や難聴、心筋炎も合併症として現れることもあるそうです。

おたふく風邪を予防するためには、やはり予防接種が効果的。生後1歳から接種でき、1回目の予防接種を行ってから、2~6年後に2回目の接種をすることで、おたふく風邪の免疫がしっかりつくのだとか。予防接種をしてから約2週間かけて、体に抗体ができるので、なるべくなら早めに予防接種をしておくとよさそう。しかし、ワクチンを接種することでの副作用が起こる可能性もあるので、わからないことや不安なことがあれば、医師に相談しましょう。
(文・山本健太郎/考務店)

参考 
国立感染症研究所 流行性耳下腺炎(ムンプス、おたふくかぜ)
http://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/529-mumps.html

感染症予防接種ナビ 感染症アラート(全国)
http://kansensho.jp/pc/if_alert.html