本よりわかる!【1時間で手作り】体操着袋&お弁当袋編

本よりわかる!【1時間で手作り】体操着袋&お弁当袋編

●体操着袋

(材料:生地30×35cm×2、綿紐32cm×2、紐80cm×2、ループエンド2)※裁断した生地には、ジグザグミシンをかける(糸ほつれを防ぐため)※生地はキルティングだとごわつくので、薄いものをチョイスすると縫いやすい。上部は、1cmと2cmに三つ折りにした縫いしろ部分を、下部とサイドは1cm部分の縫いしろをアイロンがけしておく。

1.生地のサイドから8cmずつ(縫いしろ含む)に持ち手を固定し、5mmのところをミシンで仮縫いしておく。下部には1.5cmのマチを作る。
2.お弁当袋と同じ要領で、7~9cmの開き止まりを作り、ミシンがけをしていく。開き止まりから紐を通し、ループエンドを通して完成!

「開き止まりは、難しく感じてしまう人も多いかもしれませんが、この方法を1度マスターしてしまえば、小学校で使う給食袋など、いろんな形の巾着を作ることができるので、ぜひトライしてみて下さい。生地も薄いので、この程度なら親子で一緒に、楽しみながら作ることができると思いますよ」(nahokoさん)

「どうせ作るなら丈夫なものを!」とばかり、キルティング素材を使ったり裏地をつけるママも多そうだが、幼稚園児の場合は、かさばらず、扱いやすい薄めの生地で制作するのがおススメだそう。開き止まりさえ克服すれば、どんな袋も自由自在! 1週間分の給食袋をためる“ものぐさ男子”のママは、ここだけおさえてあらかじめ袋をたくさん作っておけば、後に「給食袋が1個もない!(笑)」とあわてることもなさそうだ。
(撮影/とさかりえ 取材・文/蓮池由美子)

製作者

nahoko

ハンドメイド作家

小学生、中学生の息子を持つ母でありながら、ピアスやポーチなど、グッドセンスを生かしてハンドメイド作家としても活躍。カフェ「aona」でグッズの販売もしている(※期間限定)。