お金も道具も必要なし!家庭でできる子どもの教育方法とは?

お金も道具も必要なし!家庭でできる子どもの教育方法とは?

幼児教育では子どもの目の輝きに注目する

「子どもにいい教育を」という思いが強くなり、半ば強引にやらせてしまうこともありそうですが、それはNG。

「子どもが嫌がることを無理矢理やらせると逆効果になります。子どもの好きな学び方で学ばせてあげましょう。また、子どもの脳の配線が伸びるのは瞳が輝いているときですが、輝く時間は年齢プラス1分間だけです。だから、子どもの様子をみながらスピーディーに手を変え品を変えて取り組んでみてください」

ちなみに、ママが「すごい! すごい!」と褒めてあげることで、子どもの脳内でドーパミンが分泌されて、やる気アップにつながるそう。

ご家庭の経済状況によっては、幼児教室に通わすことはできないかもしれません。でも実は、お金をかけなくても子どもとのコミュニケーションを少し意識するだけで、幼児教育として十分に成り立ちます。まずは、「今日はどんな夢を見た?」と聞くことから始めてみましょう。
(文・奈古善晴/考務店)

お話をお聞きした人

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大坪信之

株式会社コペル代表取締役

1963年、福岡県生まれ。福岡大学人間関係論非常勤講師、一般社団法人徳育学会会長、日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー。日本アイ・ビー・エム株式会社を経て、子どもの瞳を輝かせ続ける徳育教室「コペル」代表として心の教育を志し、様々な研究に取り組み続けている。良好な親子関係を構築するファミリーダイアログなど、多様なオリジナルプログラムを開発実施して活躍している。