【超音波・スチームetc…】加湿器の種類ってどう違うの?

【超音波・スチームetc…】加湿器の種類ってどう違うの?

デスクにおける小型サイズも!デザイン豊富な超音波式

超音波式は超音波で水を振動させ、細かい粒の水を噴水のように巻き上げて空気中に放出させて加湿します。超音波を発生させる部品は小さくできるので、いろいろなデザインやサイズのバリエーションがある加湿器が販売されています。消費電力も低めで、ほとんど音がしないのも特徴です。

デメリットとしては、ほかの方式に比べ、放出する水の粒が大きいため、設置した場所の周辺がびしょびしょになってしまう恐れがあります。また、タンクの水をそのまま放出するため、タンクのお手入れが不十分だと、雑菌まみれの水を放出することになり、アレルギーなどの原因になることも…。

長所と短所を平均的にしたハイブリッド式

ハイブリッド式は、スチーム式と気化式、またはスチーム式と超音波式の2種類の加湿方法を両方備えた加湿器です。気化式の低い加湿能力をスチームで補ったり、超音波式の衛生面の不安をスチームで補っています。

反面、水を温めるため、消費電力はスチーム式単体ほどではないものの、高くなってしまい、二つの仕組みを入れるため、加湿器自体の価格も高くなってしまうことが多いです。

冬の家電量販店では主役のひとつとも言える加湿器。加湿方式によって特徴がハッキリ分かれるため、各家庭の事情に合わせて、必要な条件を満たせる加湿器をぜひ選んでください。
(文・姉崎マリオ)