フライパンは弱火で!
さらに、フライパンでも揚げ物の温め直しは可能。方法は、油をひかずにフライパンを温め、弱火に落としてから揚げ物をのせ、両面じっくり温めましょう。火力が強いと油が表面に出てきてしまい、食感がべちゃっとしてしまいます。
天ぷらは揚げ直しという手も
衣の薄い天ぷらなどは、これらの方法を使っても、べちゃっとしてしまったり、反対に衣がサクサクになりすぎて別の食べ物になってしまうことも。手間を惜しまず元の食感を取り戻したいなら、揚げ直すという方法もあります。
コツは天ぷらを油に入れる前に、さっと水にくぐらせること。あとは普通の天ぷらのように揚げ直せば、ただ揚げ直すよりも元の食感に近い揚げたての天ぷらの味が楽しめます。ただし、油はねには十分に注意しましょう。
これまで、衣がべしゃっとするのは仕方ないと諦めていた人も、ちょっとしたコツやひと手間で、揚げたての食感に近い状態で温め直すことができます。特に自宅で揚げ物を作ると多く作ってしまいがちなので、冷蔵庫に入れた翌日は、これらの方法を試してみてはいかがでしょうか?
(文・姉崎マリオ)
