「ありがとう」は言えても感謝の気持ちは恥ずかしい
ネット掲示板に、「妻に対して、“ありがとう”とひと言返す程度はできるけど、“今日もおいしいご飯を作ってくれてありがとう”や“いつも家族のために子育てをありがとう”と、改まった感謝の気持ちを伝えられない」と悩みを打ち明けている夫がいます。
簡単にひと言伝えることはできても、ちょっと決め台詞のようなかしこまった感謝の気持ちは、恥ずかしくて伝えることができないのだとか。そこで投稿主が気になっているのは、世の中の夫婦はこういった感謝の気持ちを相手に伝えているのかどうか? ということ。

夫婦円満のためには「ありがとう」の積み重ねで十分?
そんな投稿主の悩みに対して寄せられているコメントの多くは、「ありがとう」を相手にも言っているし、言われているという声。
例えば、残業で遅い時間に帰宅したら妻が食事を用意してくれたから「眠いのにありがとう」。どちらかが洗濯物を干してくれたら「干してくれてありがとう」など、相手に何かをしてもらったら意図的に「ありがとう」を伝えあっている夫婦が多いようです。たしかに、「ありがとう」のひと言で夫婦円満になれるなら、口に出したほうがいいですよね。
とはいえ、これらはおそらく投稿主もしていることでしょう。悩みのポイントとなっている「改まった感謝の気持ち」を伝えている人は、あまり見受けられませんでした。もしかしたら、夫婦円満のためには、日常の「ありがとう」をかかさず、積み重ねていくことが大切なのかもしれません。
